JCBカードの審査基準を徹底解説!
確実にJCBカードを持つために!

日本で唯一の国際ブランドであるJCBカード。便利なOki Dokiポイントが貯められますし、「JCB ザ・クラス」というブラックカードの入手も目指せるので、申し込んでみようかなと考えている人もいるでしょう。

ですが、国際ブランドのクレジットカードとなると、審査が厳しいのではと不安になりますよね。クレジットカードの審査落ちの情報は信用情報に残ります。すると別のクレジットカードやローンの審査で影響が出ることもあるので、できるだけ避けたいものです。

そこで、確実にJCBカードを入手できるよう、JCBカードの審査基準についてくわしく解説します。JCBカードに申し込むときの参考にしてみてください。

JCBカードの審査基準を考察

クレジットカードの審査基準は基本的に社外秘の情報です。JCBカードも例外ではなく、具体的な審査基準は公開されていません。

ですが、クレジットカードの申込資格やカードの分類などから審査基準を考察・推察することは可能です。JCBカードの申込資格や分類から、JCBカードの審査基準について考えてみましょう。

なお、JCBカードには「JCBオリジナルシリーズ」というプロパーカード(JCBが直接発行するクレジットカード)と、JCBと提携した企業が発行する提携カードが存在します。

JCBが審査を行うのはプロパーカードのみで、提携カードは提携先の企業が審査を行います。この記事では、JCBが直接審査を行うJCBオリジナルシリーズの審査基準について考えていきましょう。

提携カードの審査基準については、提携カードの申込条件や分類から考える必要があります。JCBオリジナルシリーズの審査基準とは別物なので注意してくださいね。

JCBオリジナルシリーズ各カードの申込資格

まず、JCBカードの審査基準を考察するための材料として、JCBオリジナルシリーズの種類と申込資格を把握しておきましょう。

カード名 申込資格 年会費
JCB一般カード 高校生を除く18歳以上の方

初年度無料・2年目以降1,250円(税別)

※年間50万円以上の利用で次年度無料

JCB CARD W 高校生を除く18歳〜39歳までの方 無料
JCB CARD W plus L 高校生を除く18歳〜39歳までの方 無料
JCB CARD R 高校生を除く18歳以上の方 無料
JCBゴールド 学生を除く20歳以上で本人に安定収入のある方 1万円(税別)
JCBプラチナ 学生を除く25歳以上で本人に安定収入のある方 2万5,000円(税別)
JCBザ・クラス インビテーション(招待)のみ 5万円(税別)

JCB一般カードからJCB CARD Rまでは一般向けカードであり、それほど審査難易度は高くありません。

JCBゴールドからJCBザ・クラスまでは、いわゆる「ステータスカード」と呼ばれる優良顧客向けカードなので、審査難易度が高くなります。各カードのくわしい考察については、後ほど見ていきましょう。

クレジットカードの分類から推察

クレジットカードの審査基準は、クレジットカードの分類からも推察できます。クレジットカードの分類とは、発行元の企業の業種による分類です。

クレジットカードを発行する企業は多数ありますが、各企業を業種別に分類すると、「銀行」「信販会社」「流通関連会社」「消費者金融会社」がとくに多いことがわかります。

そして、発行元の業種によって、審査難易度に差があるのです。主なクレジットカードの分類を見てみましょう。

  • 銀行系クレジットカード:三井住友カード、MUFGカード、JCBカード など
  • 信販系クレジットカード:ライフカード、セディナカード、オリコカード、セゾンカード など
  • 流通系クレジットカード:イオンカード、エポスカード、MICARD など
  • 消費者金融系クレジットカード:ACマスターカード など

このうち、審査難易度が1番高いとされているのは、安定した収入や信用情報の優良さが重視される銀行系クレジットカードです。

流通系会社や消費者金融会社は、自社サービス・商品の利用者の中に学生や主婦、収入が低めの人も多いので、そういった人たちでもクレジットカードを持てるよう審査難易度が低い傾向にあります。

JCBは上記のうち「銀行系クレジットカード」に分類されるため、一般向けカードでも流通系クレジットカードであるイオンカードやライフカード、消費者金融系クレジットカードであるACマスターカードなどより審査難易度が高くなります。

「JCBが銀行系?」と不思議に感じますよね。実はJCBは複数の銀行が共同設立したカード会社なので、銀行系に分類されるのです。

「高校生を除く18歳以上の方」対象のカードは審査難易度が基本低い

それでは、JCBオリジナルシリーズのそれぞれのカードの審査基準について、個別に考察していきましょう。まず、申込条件が「高校生を除く18歳以上の方」とされている以下のカードについてです。

  • JCB一般カード
  • JCB CARD W ※ただし申し込みできるのは39歳まで
  • JCB CARD W plus L ※ただし申し込みできるのは39歳まで
  • JCB CARD R

「高校生を除く18歳以上の方」というのは、クレジットカードの申込条件として最低限の条件です。JCBの公式サイトを見ても、学生や主婦でも配偶者や親権者に収入があれば申し込める旨の記載があるので、審査基準は比較的低いと推察できます。

初期利用限度額を抑えて発行する場合がある

クレジットカードが発行されるときには、人それぞれ「初期利用限度額」が設定されます。初期利用限度額は、カード会社が申込者の年収や職業などから「これくらいなら無理なく返済できるだろう」と判断した金額に設定されるものです。

そのため、カードによっては収入がない人、収入が低い人では返済能力が低いと判断され、審査に落ちる可能性が高くなります。

ですが、審査基準が低いカードの場合、初期利用限度額を5〜30万円程度と低めに設定して、学生や主婦、低年収の人にもクレジットカードを発行するケースがあるのです。

比較的審査難易度が低い「高校生を除く18歳以上の方」対象のカードであれば、申込書に記載する「希望の利用可能枠」を低くすることで審査通過率が上がります。

JCB CARD Wは若者層向けの年会費無料の高還元カード

「高校生を除く18歳以上の方」対象のカードのうち、JCB CARD W、JCB CARD W plus Lはより審査基準が低いと推察できます。40代以降の人と比べて相対的に年収が少ない30代までの人を対象としたカードであるためです。

また、JCBに限らず銀行系クレジットカードやプロパーカードは、ステータスは高いものの年会費がかかったり、ポイント還元率が低かったりと提携カードと比較するとお得度はいまいち、という場合があります。

ですが、JCB CARD W、JCB CARD W plus Lは「年会費永年無料」「いつでも還元率2倍」など、銀行系のJCBプロパーカードらしからぬお得さを全面に出していて、積極的に新規会員を獲得しようとしている姿勢が見えることからも、審査に通過しやすいと判断できるのです。

JCB CARD Rはリボ専用カード

JCB CARD Rは最低限の申込条件であることに加え、年会費もかからずポイントはいつでも4倍、そしてリボ払い専用という立ち位置から、JCB CARD W、JCB CARD W plus Lよりもさらに審査に通りやすいと推察できます。

ですが、リボ払いは金利が高く、毎月一定額しか返済しないために支払回数も多くなりがちで、本来の金額よりも返済総額がかなり高くなるというデメリットがある方法です。

このデメリットをきちんと理解した上で利用できる人でなければ、JCB CARD Rを発行するのはお勧めできません。

リボ払い専用カードには、毎月の支払額を利用限度額に設定して実質一括払いにできるカードがありますが、JCB CARD Rはその裏ワザは使えません。初回から手数料がかかるので気をつけてくださいね。

ゴールド・プラチナはクレヒスを積むことで、審査に通りやすくなる

JCBゴールド、JCBプラチナといったステータスカードは、いきなり申し込んでも審査に通過するのはむずかしいでしょう。

とくに、JCBゴールド、JCBプラチナは銀行系プロパーカードなので、他社の格安ゴールドカード・プラチナカードに比べて審査難易度が高くなります。

具体的な審査基準は明かされていませんが、「20歳以上・25歳以上で本人に安定収入がある方」とされているので、少なくともその年代の平均年収以上の収入は必要と考えていいでしょう。一般的には、最低でもJCBゴールドで400万円、JCBプラチナで500万円の年収が必要と言われています。

また、JCBゴールド、JCBプラチナは優良顧客向けカードなので、信用情報やクレジットヒストリー(クレヒス)も重要です。

最低でも1年間、JCBオリジナルシリーズの下位ランクのカード(JCBゴールドはJCB一般カードやJCB CARD W、JCBプラチナならJCBゴールド)でクレヒスを積めば、いきなり申し込むよりも断然審査に通りやすくなるでしょう。

なお、JCBゴールド、JCBプラチナは自分から申し込めますが、場合によってはJCBから上位カードへのインビテーションが届くこともあります。

JCBザ・クラスはインビテーションのみ

JCBオリジナルシリーズの最高ランクであるJCBザ・クラスは、JCBからインビテーションを受けるしか入手方法がありません。

JCBプラチナでクレヒスを積んで、インビテーションが届くのを待つのがJCBザ・クラスを入手するための最短ルートです。

JCBの提携カードでクレヒスを積んでもJCBザ・クラスのインビテーションは届きません!JCBオリジナルシリーズでのクレヒスが必須ですよ。

申し込み時の注意点

JCBオリジナルシリーズに申し込むときに注意したいことがあります。ここで紹介するポイントを押さえておかないと審査落ちに繋がる可能性があるので、しっかりチェックしましょう。

在籍確認の電話が掛かってくる場合がある

クレジットカードの審査では職場に在籍確認の電話がかかってくることがありますが、JCBカードでは原則電話連絡はないとされています。

ですが、申込書に記載した内容について確認事項がある場合には、職場や携帯電話に電話がかかってくることがあるのです。

本来電話連絡がないはずが、わざわざ電話をかけてくるということは、何か重要な確認事項があるということです。この電話に対応しないと、重要事項の確認が取れずに審査落ちする可能性もあるので、

電話があったら必ず出る、出られなかった場合は折り返し連絡することが大切です。

JCBカードは過去の支払い遅延に厳しい

JCBカードは銀行系クレジットカードなので、審査において信用情報が重要です。支払遅延などの信用情報に傷がつく行為は厳しくチェックされます。

とくに、JCBが発行するクレジットカードやカードローンで支払いを遅延したことがある場合は審査で不利になるので、1年間は期間を置いてから申し込むのが無難です。

審査落ちしたら、再申し込みまで半年間は期間を空ける

JCBカードに限らずクレジットカードの審査に落ちた場合は、半年間は期間を空けてから再申込しましょう。信用情報にはクレジットカードの申込履歴も記録されています。

カード会社は審査の際に必ず信用情報を確認します。そのとき、申込履歴があるのにその後契約した記録が残っていなければ、「審査落ちしたな」とわかるのです。審査落ちの記録があると、何か問題がある申込者だと警戒されるため、次の審査も落ちやすくなります。

クレジットカードの申込履歴が信用情報機関に保管される期間は半年間なので、前回の申込履歴が消えるのを待ってから再申込しましょう。

学生でも申し込めるJCBカード

学生の場合、JCBオリジナルシリーズのうち以下の4種類に申込可能です。

  • JCB一般カード
  • JCB CARD W
  • JCB CARD W plus L
  • JCB CARD R

この中から選ぶのであれば、年会費・ETCカード無料、高還元率という点から「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」がおすすめです。

学生(大学生、専門学生)はそもそも収入がないことがわかっているので、親権者の年収で審査されます。また、学生は将来性のある優良顧客として扱われるので、年収はそれほど重要な項目として扱われません。

学生のうちからJCBのプロパーカードでクレヒスを積んでおけば、将来JCBのステータスカードを入手しやすくなります。社会人になって自分の年収のみで審査されるようになると、審査に通過しにくくなる可能性もあるので、学生のうちにJCBのプロパーカードを持つとよいでしょう。

専業主婦でも申し込めるJCBカード

専業主婦でも、申込条件は学生と変わりません。年収は世帯収入から判断されるので、本人に収入がなくても審査に大きな影響はないでしょう。専業主婦の場合、女性向けの特典に特化した「JCB CARD W plus L」がおすすめです。

ただし、JCBゴールド以上のステータスカードは、「本人に安定収入があること」とされているので、専業主婦では申し込めません。専業主婦でステータスカードを入手したい場合は、まず配偶者がステータスカードを入手して、その家族カードを発行する必要があります。

審査通過の可能性を少しでもアップさせるために

年齢条件を満たし、安定した収入を得ていて信用情報に問題がなければ、JCBカードの審査に落ちる可能性は低いでしょう。それでも不安という人に、少しでも審査通過の可能性を上げる方法を紹介します。

多重申し込みはしない

JCBカードだけでなくどのクレジットカードでも言えることですが、多重申し込みは避けましょう。短期間に複数のクレジットカードに申し込むと、入会特典目当てやお金に困っている人かもしれないと警戒されて、審査落ちしやすくなります。

JCBカードに申し込む前にすでに他のクレジットカードに申し込んでいた場合は、クレジットカードの申込情報が消えるまで、つまり半年間は期間を空けて申し込みましょう。

キャッシング枠は0円で申し込む

クレジットカードにはキャッシング枠が付けられますが、ショッピング枠とキャッシング枠は個別に審査されます。キャッシング枠の方が審査が厳しいため、ショッピング枠の審査には通過してもキャッシング枠の審査に通過できず、結果審査落ちになる可能性があります。

審査通過の可能性を上げたい場合は、キャッシング枠を0円にして申し込みましょう。キャッシング枠が必要という場合は、発行後でも申請できます。

申込内容は正確に、可能な限り項目を埋める

申込書に記載する内容は正確に書くことも重要です。仮に、年収が400万円あるのにうっかり少なく書き間違えていたとしても、それをカード会社側で把握することはできません。

すると、書き間違えた少ない年収で審査されるので、審査に落ちる可能性があります。もし、勤務先や住所などを書き間違えて、虚偽の申告とみなされると大変です。

信用できない人物として審査に落ち、要注意人物としてJCBカードが発行できなくなる恐れもあります。申込書は間違いがないように、慎重に記入しましょう。

また、任意の項目でも可能な限り埋めることで評価がプラスに働く可能性があるので、できるだけ詳細に記入するとよいでしょう。

在籍確認の電話は必ず出る

前述しましたが、在籍確認の電話には必ず出るようにしましょう。在籍確認が取れないと、勤務先について虚偽の申告をしたとみなされるリスクもあります。外回り中で出られなかったなどの場合は、あとから折り返すことが大切です。

まとめ

JCBカードの審査基準について解説してきましたが、いかがでしたか?もう1度ポイントを見ておきましょう。

  • JCBカードにはプロパーカードと提携カードがあり、JCBが直接審査するのはプロパーカードのみ
  • 銀行系のJCBプロパーカードはクレジットカードの中では審査が厳しめ
  • プロパーカードのJCBオリジナルシリーズにはいくつか種類があり、それぞれ審査基準が違う
  • JCB一般カードやJCB CARD Wなどの「高校生を除く18歳以上の方」対象カードは、JCBオリジナルシリーズの中では比較的審査難易度が低い
  • JCBゴールド以上のステータスカードは審査難易度が高く、年収や信用情報、クレヒスが重要

JCBオリジナルシリーズの審査は厳しいといっても、申込条件を満たしていて、安定した収入や信用情報、クレヒスが優良であれば、まず審査に落ちることはないでしょう。

ただし、多重申し込みや在籍確認の電話に出ないなどの場合は、どんな人でも審査に落ちやすくなるので注意が必要です。

また、ステータスカードの審査ではJCBカードでのクレヒスも重要になります。ステータスカードを入手したい場合は、JCB一般カードやJCB CARD Wに申し込むことから始めましょう。